2013年に殺人罪などで死刑が確定した男性が、拘置所にて14年以上にわたり24時間カメラで監視され続けることは、プライバシー権の侵害だとして、近く訴訟を起こすとのことです。
今回は訴訟を起こそうとしている、2013年死刑確定者が誰なのか調べてみました!
2013年死刑確定者は誰で名前は?
報道では、具体的に誰なのかという情報はありませんでした。
分かっている情報は次の通りです。
- 2013年に殺人罪などで死刑が確定
- 2007年に一審で死刑判決を受けた
- 2007年から東京拘置所に収容
2013年に死刑が確定した死刑囚は5人います。
そして2007年に一審で死刑判決を受けた死刑囚は2人います。
2013年死刑確定者は清水大志か伊藤怜雄?
2人の死刑囚は、清水大志死刑囚と伊藤怜雄死刑囚です。
清水大志死刑囚の情報は次の通りです。
- 名前:清水大志死刑囚
- 年齢:25歳(事件当時)
- 犯行日:2004年10月13日~16日
- 罪状:傷害致死、殺人、死体遺棄、逮捕監禁致傷、逮捕監禁、監禁、組織的な犯罪の処罰及び犯罪収益の規制等に関する法律違反、傷害
- 第一審判決公判:2007年8月7日に死刑判決
- 死刑確定日:2013年1月29日
- 拘置先:東京高地所
続いて伊藤怜雄死刑囚の情報です。
- 名前:伊藤怜雄死刑囚
- 年齢:30歳(事件当時)
- 犯行日:2004年10月13日~16日
- 罪状:傷害致死、殺人、死体遺棄、逮捕監禁致傷、逮捕監禁、監禁
- 第一審判決公判:2007年5月21日に死刑判決
- 死刑確定日:2013年2月28日
- 拘置先:東京高地所
清水大志と伊藤怜雄の事件は何?
2人は同じ事件で、逮捕され、死刑となりました。
事件名:架空請求詐欺グループ仲間割れ事件
2004年10月に東京都で発生した架空請求詐欺グループの仲間割れによる殺人事件となります。
2004年10月13日、コンサルタント会社社長の清水大志死刑囚は、仲間の伊藤玲雄死刑囚を含め、計4人で共謀。
同じ架空請求詐欺グループの4人を新宿区にある事務所に呼び出して、金属バットで殴り、熱湯をかけたり覚せい剤を注射するなどして殺害しました。
その後、遺体の始末に困った清水大志死刑囚らは、知り合いの暴力団幹部に1億円で死体遺棄を依頼し、4人の遺体は茨城県の山林に埋められました。
その後も架空請求詐欺を働き続けていた清水大志死刑囚らですが、一人が詐欺容疑で逮捕され、事件の全容が明らかになり、清水大志死刑囚らは逮捕されました。
さらに、2005年6月18日に4人の遺体が発見され、殺人、遺体遺棄容疑で再逮捕されました。
清水大志と伊藤怜雄の犯行動機
この事件は「クズ同士の仲間割れ」とも言われています。
清水大志死刑囚は、表の顔はコンサルタント会社の経営者で、一時期はBSテレビの番組のスポンサーになるなど青年実業家として振舞っていました。
しかし、裏の顔は有料ネット使用料の架空請求詐欺グループの代表。
部下の伊藤玲雄死刑囚らにそれぞれのグループを持たせて、一般人に恐喝電話をしてお金を巻き上げていました。
詐欺金の取り分は、それぞれの役割と役職によって細分化されていましたが、その殆どが清水大志死刑囚の懐に入っていたとのことです。
この取り分について、不満を抱いたメンバーが、清水大志死刑囚らを拉致して現金を強奪することを計画。
しかし、それを事前に知った清水大志死刑囚が激怒して4人を殺害することになりました。
まとめ
今回は訴訟を起こそうとしている、2013年死刑確定者が誰なのかを検証致しましたが、いかがでしたでしょうか。
訴訟について、続報にて詳細が明らかになることを期待したいところですね!