2014年に新潟県新発田市の女性を殺害した罪などに問われている喜納尚吾被告が、2022年11月18日、裁判員裁判にて無期懲役の判決を言い渡されました。
今回は喜納尚吾被告(39歳)の生い立ちや過去に関する話題をご紹介致します。
喜納尚吾の生い立ちが壮絶!
喜納尚吾被告は子供の頃から両親や他人の現金を盗むことを繰り返し、母親の手に負えない状況だったいうことです。
実際、母親は被害者を増やさないために息子に極刑を望む供述をしていたことも明らかになっています。
沖縄県石垣市出身の喜納尚吾被告は、中学では野球部に所属し、エースだったということです。
足が速く地区の陸上大会にも出場していたようです。
そして、高校に入学したあたりから、喜納尚吾被告は変化していったとのことです。
高校は石垣島にある、野球の強豪校、沖縄県立八重山商工高等学校に進学しました。
喜納尚吾は高校自主退学
しかし高校在学中に事件を起こし、少年院に入院。
高校から自主退学要請を受けた可能性もありますが、高校を自主退学しました。
少年院もその後退院し、那覇市に引っ越しました。
そしてその後は転落人生です。
- 2009年に友人宅を放火し、懲役3年の刑が確定して服役
- 2012年に出所後宮城に移るが各地でトラブルを起こし、追われるように新潟県発田市へ引っ越す
喜納尚吾はレイプ魔?
新潟県発田市に越してからは喜納尚吾被告は強姦事件を繰り返しました。
- 2013年8月:30代女性を車で拉致して強姦
- 2013年8月:10代女性を車で拉致し強姦
- 2013年9月:女性を車ごと拉致し強姦した上で殺害して車を放火
- 2013年11月:20歳女性を拉致して強姦した上で殺害し遺体を雑木林に遺棄
- 2013年12月:女性拉致失敗
- 2014年1月:女性を拉致して殺害し遺棄
- 2014年5月:女性を監禁し逮捕される
女性6人を強姦、うち3人を殺害した、喜納尚吾被告。
一部では「新潟ハイエースレイプ殺人鬼」と呼ばれていました。
喜納尚吾は裁判所から逃走の過去
喜納尚吾被告は、2014年6月に新潟地方裁判所から一時逃走した過去もあるとの情報です。
逃げ出しましたが、まもなく取り押さえられたそうです。
そして逃げ出す様子を撮影した映像も残っていました。
殺人や強制わいせつ致傷、わいせつ略取誘拐の罪が問われていた喜納尚吾被告ですが、逃走したため「逃走未遂罪」も新たに追加されました。
世間の声
今回、検察側は喜納尚吾被告に死刑を求刑しましたが、無期懲役が決定しました。
世間の声をご紹介致します。
https://twitter.com/Danyaku_Fumisan/status/1593525409119088640?s=20&t=DtueacJtgTQKDknds5os5Qまた今回の裁判は主文後回しとなりました。
死刑判決において冒頭で主文を言い渡すと被告人が同様してその後判決理由を聞かなくなるため、判決理由から先に言う方法です。
なので、「死刑?」という声も多かったのですが、無期懲役となった今回。
裁判に対しての批判も高まっています。
うわ出た
主文後回しにしておきながら無期懲役って最悪なパターン。裁判長は被害者の身になって考えた事はあるのか?#newsevery #喜納尚吾 #性犯罪— どうでもいいツイート (@shizuku_bouken) November 18, 2022
まとめ
喜納尚吾被告の生い立ちや過去に関する話題をご紹介致しましたが、いかがでしたでしょうか。
極悪犯罪に対する裁判の在り方が再度問われてきそうですね。