宝塚歌劇団の娘役として活躍していた有愛きいさんが、2023年9月30日に自ら命を絶ったという衝撃的なニュースが報じられました。
彼女の死の背景には、劇団内でのいじめや火傷という重大な問題があったということが、週刊文春やネット上で噂されています。
この記事では、有愛きいさんがどのようないじめを受けていたのか、おでこの火傷の真相は何なのか、そして彼女が休演した理由は何だったのかについて、詳しく解説していきます。
有愛きいさんのいじめの噂はデマだった?
有愛きいさんがいじめられていたという噂の発端は、2023年2月に週刊文春が報じた「宝塚いじめ疑惑」の記事でした。この記事では、同じく宙組の娘役である天彩峰里さんが、後輩のA子さんをいじめていたという内容が書かれていました。具体的には、以下のようなことがあったとされています。
- 2021年7月にヘアアイロンをA子さんの額に当てて火傷をさせた
- 「嘘つき」「アイデアがない」などの暴言を吐いた
- 新人公演の配役を横取りした
この記事では、A子さんの名前は伏せられていましたが、2021年の秋冬公演を休演していたことから、ネット上ではA子さんは有愛きいさんだという憶測が広がりました。
しかし、このいじめ疑惑に対して、宝塚歌劇団は「事実無根」と反論し、当事者全員から確認したうえで、文春に対して訂正記事の掲出を求めるなど、強く抗議しました。
また、元文春記者の椎名玲さんは、自身のツイッターで、文春の記事は「でっちあげ」であり、実際には上級生のメイク指導のときにまつ毛ビューラーでまつ毛が傷んだだけだということを暴露しました。
さらに、有愛きいさんのおでこに火傷の跡があるという写真も見つからず、メイクで隠せるほどの軽度の火傷だった可能性が高いということです。
これらのことから、有愛きいさんのいじめの噂は、文春の過剰な報道によるデマだったと考えられます。
有愛きいさんが休演した理由は何?
有愛きいさんは、2023年9月29日から11月5日まで公演される「PAGAD(パガド)〜世紀の奇術師カリオストロ〜」に出演予定でした。
しかし、有愛きいさんは2023年9月30日の公演を突然休演しました。
その後、10月1日から「PAGAD(パガド)〜世紀の奇術師カリオストロ〜」の公演が中止になりました。
一体、有愛きいさんが休演した理由は何だったのでしょうか?
自殺・飛び降り事件に関係している?
有愛きいさんが休演した同じ日、兵庫県宝塚市のマンションで、宝塚歌劇団の宙組に所属する25歳の女性が飛び降り自殺したというニュースが報じられました。
この女性の名前は公表されていませんが、以下のような情報から、ネット上では自殺したのは有愛きいさんではないかという噂が広まりました。
- 1998年生まれの年齢25歳
- 京都市にある140年続く老舗商店の長女
- 私立女子高を卒業後に宝塚音楽学校に入学
- 妹と一緒に父が所有するマンションに住んでいた
- 宙組公演「PAGAD(パガド)」に出演していた
宝塚歌劇団は、劇団員の死亡についての報道を認めましたが、親族の心情を配慮するために詳細は公表を控えました。
そのため、現時点では有愛きいさんが自殺したとは断定できませんが、情報が一致することから、非常に可能性が高いと考えられます。
もしそうだとしたら、彼女がどのような心境で極端な選択をしたのか、胸が痛みます。